近年、夏の猛暑が厳しさを増すなか、「気温が高すぎてエアコンが冷えない」というトラブルが増えています。
当社が対応した事例では、エアコンの室外機周辺を計測したところ、室外機の吸い込み温度が58℃に達していました。
室外機の周囲に騒音対策用の囲いが設置されていたことで、室外機から排出された熱がこもり、高温になっていたことが原因の一つと考えられます。
業務用エアコンには、機種ごとに冷房運転が可能な外気温の範囲が定められています。室外機の吸い込み温度が運転可能範囲を超えると、冷房能力が低下したり、保護制御によって運転が停止したりする可能性があります。
今回は各メーカーが公開している情報をもとに、業務用エアコンの冷房運転可能温度についてご紹介します。
ダイキン工業株式会社 様 50度

【夏】高外気タフネス冷房(-5℃~50℃)
高い熱交換能力を持つ室外機で、高外気環境でも運転できるように設計されています。
外気温50℃でも冷房運転し続けます。(冷房能力を保証するものではありません)
【冬】低外気タフネス暖房(-25℃)
室外機に搭載された熱交換器の高い暖房能力により、外気温がー25℃の厳しい環境でも運転が行えます。(暖房能力を保証するものではありません)
三菱電機株式会社 様 52度

三菱電機株式会社様の製品ページには、”外気温52度まで冷房運転可能(乾球温度)、外気温43度まで定格冷房能力キープ”と記載がありました。
株式会社日立製作所様 52度

株式会社日立製作所様の製品ページには、乾球温度で52度まで冷房運転可能、定格冷房能力キープは43度まで”と記載がありました。
株式会社東芝様 52度

株式会社東芝様の製品ページには、外気温52度まで冷房運転可能、外気温46度でも定格能力を確保”と記載がありました。
※各メーカーの冷房運転可能温度は機種により異なる可能性があります。詳しくはお問い合わせください。
最後に
猛暑時の冷房トラブルを防ぐためには、次の点が重要です。
・使用している機種の運転可能温度を確認する
・室外機周辺の通風スペースを確保する
・排出した熱風の再吸い込みを防ぐ
・フィルターや熱交換器を定期的に清掃する
・異常がある場合は早めに専門業者へ相談する
エコ・プランでは、業務用エアコンの点検、修理、洗浄、更新工事に対応しています。
「猛暑になるとエアコンが冷えない」「室外機が頻繁に停止する」「現在の機種が何℃まで対応しているか分からない」といったお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。