(公開日)

(最終更新日)

エアコンの2020年問題?R-22全廃

エコトピック
エアコン関連

エアコンは「特定フロン(CFC/HCFC)」というオゾン層破壊効果と高い温室効果を有するフロンを使用しています。その為、地球温暖化への影響を踏まえて対策が取られています。「オゾン層破壊保護法(昭和63年 1988年)」基づき、特定フロンの製造・輸入に関する規制を行っています。HCFC(R-22等)は、平成32年(2020年)に全廃となり、日本国内では生産が中止となる予定です。

1、特定フロンとは

エアコンには特定フロンと呼ばれる、オゾン層破壊を引き起こす温室効果ガス(フロンガス)が使用されており国際的な規制の対象となってます。

エアコンでは特に以下のフロンが使用されています。

【旧冷媒】
・HCFC(R-22)

【新冷媒】
・FC(R407C)
・HFC(R410)
・HFC(R32)

現在使用されている冷媒は、地球温暖化係数が低いR410,R32といった、より環境負荷の少ないフロンガスが中心です。

すでに1995年末で全廃となったフロンガスがありますが、現在使用されている代替フロンHCFC(R-22)も規制対象となっており、2004年には生産の総量規制がとられ、2020年には生産全廃となります。

2、修理は出来ないの?

2020年にR-22冷媒フロンは生産が全廃予定となっています。それに伴いどのような影響が出るのでしょうか?

①修理コストの上昇

新たにR22冷媒を手に入れることが困難になる事から、入手コストがかかり修理費用が高騰することが予測されます。

②修理完了までの期間が長くなる

R22冷媒は手に入るまで修理が出来ないという事になると、修理までの時間がかかるという影響が出ることが予測されます。また、メーカーでもR22を使用している機械の部品は生産を終了する傾向があり、部品の入手が出来ずに修理が出来ないという事が予測されています。

3、最後に

今後、R22冷媒が入手困難になり、修理が出来ないという事が予測されます。「エアコンが使用できずに営業に支障がでる」、「事務所のエアコンが壊れて仕事に影響が出る」という事が起きる前に、エアコン工事の計画を立てることをお勧め致します。

最新のエアコンは故障のリスクを下げるだけでなく、省エネによる節電効果、電気料金の削減につながり、CO2排出の削減にもつながります。空調更新計画についてご検討されている、どうすればいいのかよく分からないという事であればぜひご相談ください現地の使用状況から最適なエアコン工事のご提案をさせていただきます。

 業務用エアコンに点検義務があるってご存知ですか?
「水銀灯」の廃止時期が迫ってきました・・・!蛍光灯も減少?

by ESC事業部 テクニカルサポートグループ CS1課 吉村

【お問い合わせフォーム】
※上記記事に関することや、それ以外の事など、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから

お問い合わせ記事

都道府県


 ※各都道府県の担当からご連絡いたします。

会社名

ご担当者名※必須

ふりがな

電話番号

E-mail※必須

お問い合わせ内容※必須

個人情報の取り扱いについて

1.個人情報の利用目的

株式会社エコ・プラン(以下「当社」と言います)は、「お問い合わせ」画面で取得する個人情報を以下の目的でのみ使用いたします。

・お問い合わせに対する回答の為

2.個人情報の第三者への提供

当社が取得した個人情報を、第三者に提供することはございません。

3.個人情報の委託

取得した個人情報を委託する場合は、個人情報に関する秘密保持を締結した委託先に委託します。

4.個人情報を与えることの任意性等について

個人情報の提供はご本人の任意ですが、ご提供いただけない場合、1項の利用目的を達成できない場合があります。

5.開示対象個人情報の開示等及び問い合わせ窓口

開示対象個人情報の利用目的の通知・開示・内容の訂正・追加又は削除、利用の停止、消去及び第三者への提供の停止(「開示等」といいます)に応じます。
当社の開示等の請求については、以下の相談窓口までご連絡ください。

株式会社エコ・プラン 相談窓口

〒160-0023 東京都新宿区西新宿7丁目20-1 住友不動産西新宿ビル22F
TEL:03-3366-1181

6.個人情報保護管理者

当社の個人情報保護管理者を次に示します。
個人情報保護管理者: 佐久間大輔

個人情報の取り扱い※必須

※必須


Share