エコトピック

2019.03.27

エアコンの2020年問題?R-22全廃

古いエアコン

エアコンは「特定フロン(CFC/HCFC)」というオゾン層破壊効果と高い温室効果を有するフロンを使用しています。その為、地球温暖化への影響を踏まえて対策が取られています。「オゾン層破壊保護法(昭和63年 1998年)」基づき、特定フロンの製造・輸入に関する規制を行っています。HCFC(R-22等)は、平成32年(2020年)に全廃となり、日本国内では生産が中止となる予定です。

1、特定フロンとは

エアコンには特定フロンと呼ばれる、オゾン層破壊を引き起こす温室効果ガス(フロンガス)が使用されており国際的な規制の対象となってます。
エアコンでは特に以下のフロンが使用されています。

【旧冷媒】
・HCFC(R-22)

【新冷媒】
・FC(R407C)
・HFC(R410)
・HFC(R32)

現在使用されている冷媒は、地球温暖化係数が低いR410,R32といった、より環境負荷の少ないフロンガスが中心です。

すでに1995年末で全廃となったフロンガスがありますが、現在使用されている代替フロンHCFC(R-22)も規制対象となっており、2004年には生産の総量規制がとられ、2020年には生産全廃となります。

2、修理は出来ないの?

2020年にR-22冷媒フロンは生産が全廃予定となっています。それに伴いどのような影響が出るのでしょうか?

①修理コストの上昇

新たにR22冷媒を手に入れることが困難になる事から、入手コストがかかり修理費用が高騰することが予測されます。

②修理完了までの期間が長くなる

R22冷媒は手に入るまで修理が出来ないという事になると、修理までの時間がかかるという影響が出ることが予測されます。また、メーカーでもR22を使用している機械の部品は生産を終了する傾向があり、部品の入手が出来ずに修理が出来ないという事が予測されています。

3、最後に

今後、R22冷媒が入手困難になり、修理が出来ないという事が予測されます。「エアコンが使用できずに営業に支障がでる」、「事務所のエアコンが壊れて仕事に影響が出る」という事が起きる前に、エアコン工事の計画を立てることをお勧め致します。

最新のエアコンは故障のリスクを下げるだけでなく、省エネによる節電効果、電気料金の削減につながり、CO2排出の削減にもつながります。空調更新計画についてご検討されている、どうすればいいのかよく分からないという事であればぜひご相談ください現地の使用状況から最適なエアコン工事のご提案をさせていただきます。

by ESC事業部 テクニカルサポートグループ CS1課 吉村