エコトピック

2018.09.11

気温が上がるとエアコンは壊れやすいのか?



2018年6月から8月までの修理対応数4233件と気象庁のデータをグラフ化しました

 

エコ・プランの修理対応件数は2017年度(2017/3~2018/2)8905件でした。

この膨大な修理対応をしているエコ・プランだからこそわかるデータをもとに、

今年、記録的猛暑になった6月から8月までの修理対応件数4233件

気象庁が公開している気象データを照らし合わせて、日ごとのグラフを作成しました。

 

 

2016年からの最高気温の平均修理対応数をグラフ化しました。

 

 

過去3年間のデータだけを見れば、相関関係があることがわかりました。

エアコン故障の原因は気温だけが影響しているわけではありませんが、

気温が高いと故障しやすいのかもしれません。

 

よくある修理依頼/故障/トラブル ランキング

 

水漏れ 15%

冷えない 11%

動かない 2%※○○エラーとして登録があり集計できなかったものを除いています。

 

 

業務中にエアコンが止まってしまうと、お客様にご迷惑をかけたり売上に響いたり、

仕事の効率が落ちるなど、様々なデメリットが発生します。

近年の異常気象により、年々最高気温が更新され、記録的猛暑が予想される夏場、

エアコンの故障件数は増加することが予想されます。

 

早く修理してほしいのに、連絡がつかない、すぐ見に来てもらえない、

部品交換などの対応が遅くなる、といったことが増える可能性があります。

対応が遅れると、損害も大きくなります。

 

今年は死者も出ました。エアコンの定期点検をすることの重要性、

世間の意識の変化を再認識する必要があります。

 

日ごろのメンテナンスや定期点検、保守点検を定期的に行い、

故障を未然に防ぐことは、安定した経営やお客様からの信頼、

また命を守ることにもつながります。

 

~エアコンに関わる熱中症の死亡例~

・2018年9月 岐阜市の病院でエアコンが故障した部屋に入院していた80代の患者5人が死亡した。

・2018年7月 埼玉県で69歳の女性が自宅で呼吸が荒い様態で救急搬送されたが、病院で死亡が
 確認された。エアコンがついていなかった。

・2018年7月 草加市の46歳男性が自宅にいたところ、熱中症の疑いで死亡した。
 室内はエアコンがなく、扇風機も故障していた。

 

【保守点検、定期点検】の詳細はこちら

 

■グラフの注意点

※上記グラフの修理依頼件数の日付は対応に行った日となります。
 依頼があった日と同一ではないことがあります。予めご了承ください。

※土日及びお盆期間は修理依頼があっても受付がメインで対応はしていない場合があるため、
上記グラフから省いています。(土日、夏季休暇中はメーカーも休みで部品の発注ができません)