北海道にある病院にて、簡易陰圧装置の設置工事を行いました。
お客様は、病院内の1室を新型コロナウイルス感染症患者専用の病室にする為、簡易陰圧装置の設置を検討されていました。
2021年3月と8月に弊社が簡易陰圧装置設置工事を行った別の病院の担当者様からの紹介でご依頼をいただきました。
工事前の打ち合わせの際、簡易陰圧装置とダクトの接続方法について、お客様より「病室の天井裏にある既存ダクトに接続する方法はどうなのか」というご質問をいただきました。既存ダクトに接続して、簡易陰圧装置の設置をする場合、もともと既存ダクト内を流れている空気と簡易陰圧装置を設置したことで新たに流れる空気が交わることにより、風量の低下及び異音が発生する恐れがありました。
そこで、病室の窓の横にアルミ板を設置し、簡易陰圧装置との間にダクトを接続する施工方法をご提案いたしました。
工事では、寒冷地への対策として、室内外の温度差による結露の発生を防止する為に室内側のアルミ板に断熱材を取り付けました。
工事は無事に完了し、お客様より「問題なく工事を終えてもらってありがとうございました」とおっしゃっていただきました。