【事例紹介】　空調機更新工事　食品工場／千葉県船橋市

千葉県船橋市にある食品工場で、エアコン工事を行いました。
生産を終了している冷媒ガスR22の機器を使用していたので、お客様で順次更新を行う計画をたてられていました。
※R22の冷媒ガスには、オゾン層を破壊する成分が含まれており、2020年に全廃となりました。

工場内の作業場は水を扱うため、空調機が水に濡れやすい状態でした。
既存機器が床置きタイプだったため、特に床の設置部分は劣化スピードが早く腐食しておりました。
そのため、床置きタイプから厨房天吊りタイプへ変更を希望されて、弊社に御発注をいただきました。

24時間稼働の食品工場でしたので、生産体制に影響がでないように工程を組みました。
工事中はエアコンを止めることになるため、寒い時期に作業を予定しておりましたが、半導体不足の影響で3月作業となりました。工場担当者様と打ち合わせをして、更新機器がある部屋の生産停止時間帯に工事を行えました。

工場が海に近いので室外機は耐重塩害仕様の機器を、室内機はカチオン塗装（腐食防止コーティング）の機器を設置して腐食対策をいたしました。

また、室内機を天吊りタイプにしたことで、機器が水に濡れることがなくなり、床に機器がなくなったことで作業スペースが広くなりました。

お客様からは「エンジニアの方が、丁寧に作業をしてくださり大満足です。ありがとうございました」とお言葉をいただけました。