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業務用エアコン フロンガスが漏洩しやすいケースとは?

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業務用エアコン フロンガスが漏洩しやすいケースとは?イメージ画像

脱炭素経営が主流になる中、二酸化炭素に負けないくらい対策が必要とされているのがフロンガスの漏洩防止です。環境省でもどんな場所から漏洩しているのか、報告書を公開しています。

(詳しくは【2050年HFCs(代替フロン類)排出量0目標】日本と世界の動き! をご参照ください)

2021年、8000件以上の業務用空調機の修理を行っている弊社の、創業から数々の業務用空調機を見てきた担当者に、フロン漏洩しやすい状況を聞きました。

お寿司屋さんは要注意! 

まず、話が出たのは、「お寿司屋さんは漏洩しやすい」ということでした。酢飯に使うお酢が、揮発して空調機内に入り、熱交換器や配管を腐食させるようです。

ではどうすればよいのでしょうか。絶対に腐食しない、というわけではないのですが、いくつか対策をご紹介します。

熱交換器 腐食防止スプレー

アルミや銅管を対象とした腐食防止スプレーが各種販売されています。ネット検索でいくつも出てくるので、気になる方は検索してみてください。

カチオン塗装

カチオン電着塗装とは電着塗装の一種です。水溶性電着塗料の中に被塗物を浸漬させて、直接電流をかけ、塗料を付着させます。

カチオン電着塗装でコーティングすると、被塗物が複雑な形状であっても、塗面に生じる小さな穴がなく均一で密着性の高い塗膜が形成され、極めて高い防錆性能を発揮します。

※弊社の修理の際に別料金にて施工することも可能です。

ポリュアル

洗浄を徹底的に施した上で、業務用空調機の熱交換器(アルミフィン)の表面に塗布することで、塗装膜を形成し、劣化を防ぎます。膜質が柔軟で割れにくく、高い酸にも強く、電気抵抗もほぼ変わらない塗装です。

※弊社の修理の際に別料金にて施工することも可能です。

エアコンのドレン排水とトイレの排水が一緒になってる?!

業務用空調機のドレン配管はメーカーの指示で、単独配管にすることが基本となっています。しかし、ドレン排水(結露水)の配管とトイレの排水の配管が合流している場合がまれにあります。

トイレの排水の臭気が逆流し、空調配管の腐食につながるようです。

もし、そうした配管になっている場合、配管工事をして、ドレン排水の配管とトイレの排水の配管を別にする必要があります。

最後に

業務用エアコンの新規設置や更新工事の際、弊社の場合、フロンガスを充填する前に、無害な窒素を充填し、圧力をかけて漏洩していないか確認をします。全ての業者がこうした確認をしているわけではない)

業務用エアコンの更新工事では、配管は更新せず機器だけ更新することもあります。弊社では、配管も設置しなおした方がいい場合は、ご提案させていただいておりますが、毎回配管工事まで行うわけではありません。

フロン漏洩は業務用エアコンを所有する管理者が責任を取ることになりますので、更新工事の際には、フロン漏洩の可能性も考慮し、工事内容をご検討ください。

また、空調使用時、効きが悪いと感じたときは、冷媒が漏れて不足していることが原因の可能性もございます。気になる症状がありましたら、早めにご相談ください。

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