エコトピック

2019.04.18

知らなきゃ損!電気料金のしくみとEMSによる節電

電気料金ってどう決まる?参考グラフ

普段何気なく使用している電気。使いすぎると翌月の電気代が大変なことに!なんてことは一般家庭でもよくあること。それはオフィスや店舗でも同じです。しかしオフィスや店舗の電気料金の決まり方はもう少し複雑です。きちんと知って節約につなげましょう。

1、こうやって決まる 電気料金

電気料金は、下記のように決まります。

【電気料金】=【基本料金※1】+【電力量料金※2】+【再生可能エネルギー発電賦課金】 
 ※1【基本料金】=【基本料金単価】+【契約電力】+【力率割引】
 ※2【電力量料金】=【電力量料金単価】×【使用電力量】

基本料金にプラスして使った分を支払う形です。家庭用の電気料金の決まり方と違う点として、オフィスや店舗に多い高圧小口(500kW未満)の区分では、使用量によって契約電力の単価料金が変わることです。

2、ポイントは「最大需用電力(デマンド)」

高圧小口の契約電力は「実量制」となっており、使った量で契約電力が決まります。その際ポイントになるのが「最大需要電力(デマンド)」です。

最大需用電力は、30分毎の使用電力を計測し月間で最も大きい値のことを言います。

契約電力はこの最大需用電力が過去一年間の中で最も大きくなる値で決まります。

例えば8月に猛暑日があり、1日だけ電力の使用量が増え最大需用電力が高くなったとします。すると以降1年間は毎月の最大需用電力が8月の最大需用電力をいくら下回っても、8月の最大需用電力が契約電力となるため、その値で電気料金を支払わなくてはなりません。

つまり30分間の電気の使いすぎで1年間の電気料金が決まってしまうのです。

ちなみに最大値を基準としている理由は電力会社が供給設備を準備する際、需要家(使用者)の最大の需要に備える必要があるためです。

3、最大需用電力を管理するEMS(エネルギーマネジメントシステム)

電気料金を抑えるためには最大需用電力をいかに抑えるかがポイントになります。しかし30分毎の電気の使用状況を管理するのは容易ではありません。

そこで活躍するのがEMS(エネルギーマネジメントシステム)になります。EMSを導入することで電力の見える化を行い、最大需用電力が目標値をオーバーしそうなときには空調などの設備の使用を制御することで、自動で防ぐことが出来るようになります。

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by ESC事業部 テクニカルサポートグループ EM課 傳田
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